実は「震災編集者」の出版イベントトークショーに
一年前、参加したんですよ。
その時、もらったサイン!
席につくと、思わぬ自分の名前を目にしました。
「みちのく怪談コンテスト2011」で東北怪談同盟章を頂いたので
作品「こねる」を掲載してもらっているのです。
里が抜けているのはご愛嬌。
トークショーは泣きっぱなしでした。
怪談が生まれる元、変化する過程、そして今後生まれる怪談への予感。
そんなものを感じるとともに、怪談が慰めになる人たちのことにも
想いを馳せて、また涙涙。
ちょうど今日は新聞記事にもこういうのありました→★
「震災編集者」を読んで、上のコンテストで大賞を受賞した
須藤茜さんが以前、荒蝦夷さんでバイトをしていたことを知り、
また亡くなられたお父様と編集者さんが
既知だったのも初めて知りました。
そう思うと、この怪談をいかにして読んだかというのが
また胸にきます。
須藤さんの書いた大賞の怪談「白い花弁」です。
同じく須藤さんの「父をケセランパサラン」も
合わせてお読みいただけると白い花の意味がわかります。
そして、須藤さんの本
「みちのく怪談」以外でも翌年発売された
「てのひら怪談壬辰」にも震災怪談がいくつかあります。
私は「停電の夜に」が好きです。
震災の話ではありませんが同著には
私の怪談「折り紙姫」「炭鉱怪談」も掲載されています。
昨年は地元フリペ「アヴァンティ」さんで
怪談載せてもらえたのもこれらの実績のおかげです。
その怪談はどうぞ→ ★